お中元って何を贈ればいいの?熨斗や贈る時期、おすすめの知覧茶ギフトについて
知覧茶専門店 お茶の茶和樹スタッフの山下です!
新茶シーズンはたくさんのご予約・ご注文をいただきまして、誠にありがとうございました。
あっという間に新茶の時期は過ぎ去り、いつのまにか梅雨時期に入り、
すでに全国的に真夏日のような気温を記録しています。
水分補給の一環に、冷茶を飲んでひんやりしていただければと思います。

梅雨が明けると、いよいよ夏本番ですね。
そろそろ「お中元、どうしようかな?」なんて考え始める方も多いのではないでしょうか。
お中元は、日頃の「ありがとう」の気持ちをちょっと特別な形で伝えるチャンスです。
香り豊かで癒される“知覧茶のギフト”を贈ってみませんか?
緑茶はお湯出しも水出しもできて、暑い夏にもぴったりの贈り物です。
Contents
そもそも、「お中元」って?
お中元とは、日ごろお世話になっている方々に感謝の気持ちを伝える日本の夏の贈り物文化です。
由来は中国の「中元節」という年中行事で、これが日本に伝わって感謝の贈り物として定着しました。
「お歳暮」が年末のご挨拶であるのに対し、「お中元」は夏の節目に“感謝の中間報告”ともいえる贈り物なんです。

熨斗(のし)ってどうするの?
お中元の贈り物には「熨斗(のし)」をつけるのが一般的。
水引きは「紅白・蝶結び」のものを使い、表書きには「御中元」と記します。
「紅白・蝶結び」は、何度繰り返してもよい慶事に使われます(=何度あってもよいお付き合い・感謝)。
「紅白・結びきり」は、簡単にほどけないように、
かたく結び付けたいもの=ご結婚など一度きりであってほしいお祝いごとに用います。
お中元は毎年やってくるため、「蝶結び」がよいとされています。
逆にお葬式などの弔事は「めでたい色を避ける+繰り返してほしくない」ことのため、「黒白・結びきり」を用います。

外のし・内のしについて
・外のし…包装の外側に熨斗をかける形式。
→ ギフトとして「見た目重視」で贈りたいときにおすすめです(持参・手渡し時など)。
・内のし…包装の内側に熨斗をかける形式。
→ 控えめに気持ちを伝えたいとき、配送で贈るときに適しています(宅配便の場合など)
当店ではとくにご指示がない場合、「内のし」を採用していますが、
「外のし・内のし」両方に対応しています。ご要望がある場合は備考欄にご記入ください。
熨斗は実は“あわび”のこと!?
「のし」は掛け紙のことだと思われがちですが、
もともとは「のしあわび(熨斗鮑)」という「干したあわび」が由来です。
昔は、長寿や幸運を願って、この「のしあわび」を贈り物に添えていました。
今ではその習慣が簡略化され、掛け紙の右上の飾りに名残が残っているんです。
その由来がもとで、生鮮食品や海産物などの「なまもの」には、のしを付けないとされています。
なぜ「生もの」にはのしを付けないの?
元が海産物(あわび)なので、
魚や肉などの「生もの」にのしを付けると、
意味がかぶってしまう=縁起が重なりすぎると考えられています。
また、のしは加工した縁起物なので、
もともと「そのまま贈る生もの」には合わないという考え方もあります。
今は形式重視もOK!
最近ではこの豆知識にかかわらず、形式的に熨斗をつけることも多いです。
贈るときは相手の好みや地域の習慣に合わせるのが一番。あくまでも豆知識として覚えていただければと思います。
知っているとちょっと得する「のしの豆知識」、ぜひ活用してみてくださいね。

送るタイミングが地域によって異なります
意外と知られていないのが、「お中元を送る時期」が東日本と西日本で異なるということ。
東日本(関東など): 7月初旬~7月15日まで
西日本(関西・九州など): 7月中旬~8月15日頃まで
ただし、贈る地域によって変わりますので、気になる方はお気軽にスタッフまでご相談ください。
知覧茶専門店おすすめ!お中元ギフト
下の画像を押すと特設ページが開きます▼

「どんなお茶を贈るか迷っている」、「配送方法について知りたい」など、お中元を贈る上で疑問に思っていることがありましたら、スタッフがご案内させていただきます。お気軽にお問い合わせくださいませ。