知覧茶について
「知覧茶」は、日本一の生産量を誇る鹿児島県南九州市で生産されているブランド緑茶です。
南九州市は、桜島の火山灰によってつくられた水はけがよく肥沃な土壌や一年を通して温暖な気候、豊富な日照などおいしいお茶を生産する条件が整っています。
好条件の環境で育てられた知覧茶の新茶は、日本一早い新茶としても有名です。知覧茶は品質においても全国茶品評会で農林水産大臣賞を度々受賞するなど、全国的に高い評価を得ている銘茶です。
2017年に「知覧茶」「えい茶」「川辺茶」は「知覧茶」に統一されました。
弊社は知覧の契約農家とともに、お客様のニーズに合ったお茶を提供できるように、品質向上に努めております。
旨味を引き出す栽培方法
お茶の葉に日光が当たると、お茶の中にある旨み成分(L−テアニン)が渋味成分(カテキン)に変るのですが、新芽を摘み取る前の1週間前後、茶園を藁や寒冷紗で覆い日光を一定期間遮って育てることで、玉露同様に旨み成分を増量させ渋味成分を抑えることができます。この栽培方法で生産されたお茶をかぶせ茶といいます。
知覧茶の一番茶のほとんどは、この「かぶせ茶」になります。
じっくり蒸した深蒸し茶
知覧茶の特徴は「深蒸し」と呼ばれる長蒸し製法のお茶です。
お茶の蒸し工程の時間を、一般的な煎茶の蒸し時間の倍近い時間蒸すことでまろやかなコクとかぶせ茶の旨味をより一層引き立つとともに、鮮やかな濃緑のお茶にしてくれます。
豊富な品種で個性豊かなお茶
お茶の生産に適した風土ですので、様々な品種のお茶が栽培されています。どの品種も、お茶の生産者の永年にわたる努力によって確立された生産方法で、それぞれの品種の持つ特徴を充分に引き出された風味の良い旨味のあるお茶に仕上がっています。
これら豊富な品種のお茶を、茶匠がその年毎にお茶の仕上がり具合を基にブレンドして仕上げるのが一般的な知覧茶です。
そのため、お茶屋さんによってお茶の味が異なります。
また、お茶屋さんのなかでも、色んな味、風味のお茶を用意しているのが知覧茶のお茶屋さんの特長です。
是非、お茶屋さんのお茶、古市製茶のお茶をお楽しみください。
知覧茶の代表品種
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さえみどり
やぶきた種とあさつゆ種の交配でできた、『やぶきた』の濃厚な旨みと『あさつゆ』のふくよかな旨みと濃緑な色あいを見事に受け継いでおり、今や知覧茶を代表する高品質の品種です。
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あさつゆ
露地玉露と言われ旨みの多い品種でしたが、被覆と深むし製造で濃緑な色あいで渋味の少ない甘味のある独特なお茶です。
急須から注がれた色合いが抹茶のような濃い緑色です。 -
ゆたかみどり
ゆたかみどりは早生品種で鹿児島のような温暖な地域での生産に向いている品種です。
濃緑な色合いとコクのある味わいが特長で、知覧茶を代表する品種のひとつです。 -
やぶきた
日本茶を代表する品種で高級茶(献上茶にはこの品種が採用されます)の代名詞の品種。濃厚な滋味と優雅な香りが特徴的な品種です。
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おくみどり
玉露や抹茶にも使われる優良品種。
被覆栽培に適していて、きれいな色合いと豊潤な香りが特徴です。
深蒸しすることでマイルドな口当たりと上品な旨みが楽しめます。
古市製茶の知覧茶
永年の経験が創り出す古市製茶の「知覧茶」。その香りと旨味を是非ご堪能ください。
- 奥知覧茶-雅 1000 (100g)
知覧茶の中でも上級茶の生産地「後岳(うしろだけ)」と呼ばれる地域でとれたお茶です。
1,080円(税込)
- 奥知覧茶-秀 800(100g)
知覧茶の中でも上級茶の生産地「後岳(うしろだけ)」と呼ばれる地域でとれたお茶です。
864円(税込)
- 知覧茶 わらかけ茶 70g
手間ひまかけた希少製法で作り上げたとろりとした旨みと深みのある味わい
1,080円(税込)