こんにちは、古市製茶「お茶の茶和樹」のスタッフ山下です。
寒波の影響で、各地方で大雪警報が出るなど、寒い日々が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか？

南九州市でも雪が降り、店舗前は鹿児島では珍しい光景が広がりました。

もう少しで厳しい寒さがゆるみ、暖かい春がやってきます。
お体に気を付けてお過ごしください。

さて、春になると、待ちに待った新茶のシーズンです！

新茶は、期間限定での販売のため、
「いつから新茶を楽しめるの？」「いつまで購入できるの？」と
疑問に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、南から北への地域ごとの新茶の時期をご紹介します。

　九州地方：4月上旬～5月中旬ごろ

九州は日本全国で最も早く新茶を楽しめる地域の一つです。
代表的なブランド茶：知覧茶・八女茶　など

知覧茶（鹿児島県）
鹿児島県は、全国2位の生産量を誇ります。（令和６年度は、生産量が全国１位になりました！）温暖な気候のため、早い時期から新茶の販売が始まります。香りが高く、旨みがあり濃厚な味わいがあるのが特徴です。

八女茶（福岡県）
八女地方を中心に、煎茶や玉露茶の生産に力を入れており、特に玉露の生産量は全国一と言われています。

　近畿地方：5月上旬～下旬ごろ

温暖な気候の影響で、関西でも比較的早く新茶が出ます。
代表的なブランド茶：宇治茶・大和茶　など

宇治茶（京都府）
宇治茶は美しい緑色とまろやかな味わいで、日本茶の中でも古い歴史を誇ります。

大和茶（奈良県）
山間部に位置する奈良県の代表的なお茶です。すっきりとさわやかな風味のなかに、良質な渋みが感じられます。

　中部地方：4月下旬～5月上旬ごろ

山の地形を活かした茶畑が特徴の中部地方。
代表的なブランド茶：静岡茶・伊勢茶　など

本山茶、掛川茶、川根茶（静岡県）
全国１位の生産量を誇る、言わずと知れたお茶の名産地です。「やぶきた」をはじめ、様々な品種が栽培されており、多くの人に愛されています。

伊勢茶（三重県）
静岡、鹿児島に次いで全国３位の生産量を誇ります。「かぶせ茶」は全国シェア率の30％とも言われています。

　関東地方：5月上旬～中旬ごろ

関東地方の新茶は、初夏の風物詩として親しまれています。
代表的なブランド茶：狭山茶　など

狭山茶（埼玉県）
狭山茶は、「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」と言われるほどに、甘みとコクのバランスが絶妙です。

※この他にも、各地方で名産のお茶がたくさんあります！

　母の日のプレゼントにも最適

新茶の時期は、ちょうど母の日とも重なるため、プレゼントに最適です。初摘みの新茶は特に香り豊かでプレミアムな贈り物として大変喜ばれます。

　※新茶の時期が過ぎていても購入は可能です！

各地方の新茶時期は前述の通りですが、新茶時期を過ぎたとしても、半月～１か月後ほど先まで購入することは可能です。

当店で取り扱っている知覧茶は、６月上旬ごろまで購入できる見込みです（※在庫状況によるため、期間中以外の購入をお考えの方はお問い合わせください）。

新茶を試してみたい方は、お気軽にスタッフまでお問い合わせください。

いかがでしたか？

今回は独断と偏見で各地方の主なお茶をピックアップして紹介させていただきました。

このほかにも、たくさんの美味しいお茶の名産地があります！

取り扱っている品種も様々で、また生育環境によってその味も異なります。

興味のある方は、飲み比べしてみるのはいかがでしょうか？

新茶の予約開始時期が近づきましたら、当店のサイトにて最新の情報を公開します。

春の爽やかさを満喫できる新茶を、どうぞお楽しみください。